庄内地方は4万ヘクタールを超える美田と、山形県の母なる川最上川や秀峰鳥海山・月山を有し、国内でも屈指の美しい自然と環境に恵まれています。この素晴らしい農村環境を未来に伝えていくため、農林水産省では、平成19年度から全国で、農地・水・環境などの農村資源を保全する施策を行う予定です。
本フォーラムでは、実際に農村資源や環境の保全に取り組まれている事例を、映像やパネルディスカッションでご紹介する予定です。農業や環境にご関心のある皆様並びに地域の皆様の、多数のご来場をお待ちしています。
主催:東北農政局最上川下流沿岸農業水利事業所 0234-42-3612 (担当)内藤
(財) 日本グラウンドワーク協会 03-5645-8539 (担当)松下,塩谷
○コーディネーター
○コメンテーター
(財)日本グラウンドワーク協会専務理事 金蔵 法義
・元農林水産省構造改善局整備課長
・元北海道開発局農林水産部長
[一口メモ]
グラウンドワークのキーワードである、コミュニティ(地域)の自立と持続的発展やパートナーシップなどを、全国で支援・実践しています。幅広い人脈から、映画「蕨野行」の製作にも一役買いました。
酒田市本楯 高橋 寿昭 氏
・1級建築士
・八幡の川を愛する会(愛称:河童の会)会長
[一口メモ]
八幡の川(荒瀬川、日向川など)や自然をこよなく愛し保全する活動を行っています。また、田んぼの楽校や川遊びを通じて、未来を担う子どもたちに農業や環境の大切さを伝えています。
酒田市中野目 石川 敏行 氏
・平田げんげんの会会長、エコファーマー、山形県指導農業士
・大町溝土地改良区総代
[一口メモ]
特別栽培米(減農薬&減化学肥料)による米づくりの玄人(プロ)集団「平田げんげんの会」を率いる会長さん。げんげん米は、山形県の特別栽培米認証を得て首都圏などにも多く出荷され、都市消費者との交流の架け橋になっています。
庄内町家根合 斎藤 満 氏
・県営ほ場整備家根合地区ほ場整備協力会会長
・元余目町 町議会議員
[一口メモ]
ほ場整備事業において地元の取りまとめに尽力される とともに、余目第一小学校などと連携して、ほ場整備地区内にめだかや魚類の保全池と公園を設け、生態系や景観に配慮した整備・管理を実践されています。
余目第1小学校校長 寒河江 秀壽 氏
・理科をご専門として、県下各地で教鞭をとられてきました。
・平成16年4月余目第一小学校赴任、現在に至られています。
[一口メモ]
理科をご専門として、県下各地で教鞭をとられてきました。山形大学在学中、植物生態学に興味を持ち、当時の山形大学斎藤員郎教授の下、県の学術調査(月山、神室山系)に協力されたご経験があります。さらにご専門の理科の見地から、自然環境に豊かな知識と関心をお持です。
○パネリスト
山形大学農学部教授(生物環境学科) 大久保 博 氏
・専門分野 農業水利学、河川環境学
・赤川自然再生計画検討会(国土交通省)座長
[一口メモ]
農業分野はもちろんのこと、河川環境や水辺の生き物について造詣が深く、行動する学者として学生の信望厚い先生です。